2013/06/26

被写界深度のお話

『ピンと合わね~(・´з`・)』って人とか、『むしろ合ってねー』って写真が多いのでちょっと被写界深度のお話

『ピンと合わね~(・´з`・)』って人とか、『むしろ合ってねー』って写真が多いのでちょっと被写界深度のお話



『写真=ボケが重要』みたいな風潮になっているような気がしているのですが、裏を返せば、ピントが合ってないところが沢山ですよ~ってことなんですわ。
仕組みが分かっていれば、何を撮りたいから、どんな設定にしなくちゃねってなるので、ちょっとまとめてみました。被写界深度の単位はcmです。

まずは、ミッキーさんを撮るときは、こんぐらいの距離ですかね(適当に5mぐらいの距離)


 焦点距離200mmでF4だと11.1cmしかピントが合う範囲がないので、鼻の頭にピントが合うと、目はボケちゃいますね。表の中の数字がピントの合う範囲です。
F8.0にすればなんとかなるかな。
ってことで、なんでも開放で撮ればいいってものでもなくて、何をどこまで残したいのかで、設定を変えると意図通りの写真になるはず…その他色んな要素はありますが
というお話でした。

ちなみに、同じようにして2mの距離で撮った場合のガ━━(;゚Д゚)━━ン!!って表


愛用レンズPENTAX-DA★ 300㎜ F4ED [IF] SDMの場合
なんとびっくり、F4.0だと8mm、F8.0でも1.6cmですよ。

更新オマケ

キャラクターを画角いっぱいにしている写真があるでしょ。F2.8とかで。あれは、盛大にトリミングしているわけです。じゃないと、キャラクターの顔全体にピントがこないのは上の表の通り。
で、10m離れるとこんな感じ。


被写体までの距離が2倍になるだけで全然違うでしょ

 が
こんな感じ。

被写体までの距離が変われば同じ絵を撮りたくても設定が変わるので、撮りたい絵がどんなものなのかによって設定は変えましょうね。そして、他人の設定を鵜呑みにするのではなく、ちゃんと調べて自分なりに理解した上で使うか使わないかの判断をしましょうね。

シェアしてくれると泣いて喜びます。

You Might Also Like

0 コメント